輝さん一家が無事に帰って来ましたよ。
帰ってきたその日は遅かったこともあって、輝さんからは
ただいま
りょう、帰ってきたよ。
ってメールがきたきり。
寝落ちしちゃったんだろうね。
疲れてても忘れないでメールしてくれた。
それだけで大大大満足。
お土産も忘れずに買ってきてくれました o(^▽^)o
輝さんの仕事は外回りが多いので、ちょこちょこお土産を買ってきてくれるのですが、初デートの時のお土産のことはたぶん忘れられない出来事。
初デートは、輝さんのお気に入りの場所で、若い時に単身赴任していた街だって聞いた。
今の会社に入ってからも、たまに仕事で行くことがあって、〇〇さん(まだ苗字も知られてない私)とゆっくり見てまわれたら良いのになって思ってたんだとか。
帰りに寄った道の駅で、輝さんは仕事の電話をすると言うので、私はお店を見てるねって車を出ました。
お店には地元でとれた野菜とか、お土産が並んでいて見てるだけで楽しい♪
そこには特設で伝統工芸品も売っていて、それがまたすごーく繊細な絵付けがしてあって綺麗!一目惚れしてしまいました・:*+.\(( °ω° ))/.:+
これ欲しいなー、買って帰ろうかなー。いくらするのかな?って値段を見ると(@_@)た、たかい…。
だよねー、これだけ手が込んでたらそうだよねー。
と、輝さんが迎えに来てくれるまで、そこで見入ってしまってました。
輝】お待たせ。
り】わっ!ビックリ∑(゚Д゚) もういいの?
輝】うん、終わったよ。それ綺麗だね、買おうか。
り】あぁぁ、いい、いらないよ。
輝】じゃ、せっかくだから何かお揃いの買おうか。
り】う〜ん…。いらない。
輝】そう?じゃ、帰ろうか。
と、まぁ、なんとも可愛げのない私でした。
後日
輝さんからお土産だよーって渡されたのが、私が見入っていたあの伝統工芸品!
わわわ((((;゚Д゚)))))))わわわ
嬉しいやら、値段を知ってるだけに申し訳ないやらで何とも言えない気持ちで、なかなか受け取る事が出来なかった。
輝さんは初デートのあの日、電話を済ませお店に入ったら、奥の方で動きが止まってる私を見つけたらしい。
そこで輝さんが得意なリサーチ開始!
そーっと背後に近づいたり、少し離れて横に並んでみたりして、何に見入ってるのかじっくり観察。
あまりにも真剣に見てるから買ってあげたくなったんだって。
でも、要らないっていうから、その日は買わないで帰ってきたけど、やっぱり気になって買いに行ってきたって。
そんなことを聞いちゃうと、嬉しさも倍増🎶
仕事で近くまで行くとは聞いてたけど、わざわざ買いに寄ってくれたんだと思ったら、やっぱり嬉しい気持ちの方が大きくて、素直に受け取ることにしました。
そんな出来事があってから、お土産屋さんでは迂闊にコレ可愛い🎶なんて言ったり、手に取って見るとかできなくなりました(ㆀ˘・з・˘)
だって、輝さんにソレ買おうかって言われちゃうから。
で、買ってきちゃうから!(´-ω-`)
それにしても…
気配なんて全然感じなかった。
どの辺から見られてたんだろう。値段をチラ見したところを見られちゃったかな(^^;;
なんか恥ずかしいー。
で、その伝統工芸品。
よくよく考えたら猫さんがイタズラしそうなので飾るのは断念。
普段はクローゼットに大切にしまってありますが、一人の時にたまに出して眺めてはムフムフ〜ムハ〜ッ♡ってしております。